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「はだしのゲン」賛否両論 [「はだしのゲン」閲覧制限と撤回署名]

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話題になっている「はだしのゲン」

主人公の中岡ゲンは9歳は小学校2年のわんぱくざかり。
下駄の塗装を生業にしながら戦争に反対しつづける父と心やさしい身重の母と
姉と弟に囲まれ貧しいながらもいたわりあって暮らしていた。

しかし8月6日、広島に原爆が投下され一家の生活は文字どおりメチヤクチヤに破壊されてしまう。

ここから話が深くなって行く

作品には、旧日本軍が、アジアの人々の首を切り落としたり、銃剣術の的にしたり、
女性に乱暴したりする場面があることから、市民の一部からは「間違った歴史認識を植え付ける」として
学校図書室から撤去を求める陳情が市議会に出され、市教委が昨年12月閉架措置とし、
全校にできるだけ貸し出さないよう口頭で要請した。

この問題に関しては賛否両論で

戦争の悲惨さを伝えたいの分かるが、描写がハード過ぎです小学校低学年のとき学校で
強制的に見せられ今でも思い出すと気分が沈む、トラウマになっている。

という意見や

『平和教育として非常に重要な教材』だけに、この過激なシーンは、やはり子どもには目に余る。
という市教委や校長会。

一方

小中学校で閲覧制限がかけられた件をめぐり、「自由に読めるように戻してほしい」と求める
ネット署名が2日間で6000人分集まったり

戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」の不適切な表現こそ「戦争」そのものではないか。

「はだしのゲン」は作者の中沢啓治氏、自らが体験した原爆の被爆体験を元に描かれた漫画。
原爆が投下され皮膚がはがれおち、水を求めてさまよい歩く被爆者の描写
「戦争の悲惨さ」差別的な価値観や、戦時中という異常な状況下での暴力性も生々しく表現されている。

学校とは勉強だけを学ぶ場所ではなく、人間の過去の過ちを学ぶことも立派な教育ではないか。

今、反原爆から反原発(反原子力発電所)につながる動きの「問題意識の低さ」
東京電力福島第一原子力発電所事故があったにもかかわらず、
そこに関心をはらわない教員ばかりの教育現場というのではさびしいかぎりだ。

という意見も数多くあるようだ。

どれを良しとするのかはわからない。

だが、旧日本軍が、アジアの人々の首を切り落としたり、銃剣術の的にしたり、
女性に乱暴したりしたことは、今でも悔いている方々が大勢いらっしゃる。

自分の意思ではなく、命令のもとに行った行為であっても、
自分を責め続けていらっしゃる方々が大勢いらっしゃる。

責め続けて亡くなられた方々も大勢いらっしゃる。

今、他の国々から日本が行ったことについての政治的問題が多く発現されている。

教育を受けていない現代の人々は他の国に対し反感しか持てなくなっている。

日本がやったこと、日本がされたこと。

オブラートに包まれて教育されてきた現代の人々には
戦争はどの国においても被害者であり、加害者である事が理解できなくなっているのかもしれない。
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